”Sakura’s endless
What’s different? THE BACKGROUND!
Deceptive a game...”
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桜雲や 違う背景 虚偽のゲーム

子供の頃から日本文化が大好きな私の夢は日本に留学することでした。そして、ついに2002年に文部科学省の奨学金をもらって、 この夢がかないました。神戸大学で2年間、日本の 芸術教育の研究をしながら、彫刻家の塚脇淳教授からは抽象彫刻についても教わることができました。
日本で習った技術や方法、日本で使った素材は教師としても、芸術家としても一生、残る思い出と励み になりました。2009年にこけしについて童話を書いて 、文章にあわせて絵を描いて、本を出版しました。
 そして、2011年に最初のこけしを仕上げました。今 まで5000体以上を製作しましても、いつも新しいアイ デアが浮かんで、また新しいこけしを作ろうと思っています。
最近では、ハンガリー国内だけでなく、日本でも数多くの人形展に出展し、ハンガリーで出展した際には、こけし人形の伝統や歴史についても紹介しました。
また、2015年には、第57回全日本こけしコンクールでは外国人の作品の部で初入賞、宮城県知人賞を受賞しました。翌年の第58回全日本こけしコンクールで着せ替え型の創作こけしを出展し経済産業大臣賞も受賞。この受賞は、本当に奇跡のような出来事でした。
また、同年、2016年の秋には渋川市で開催された第18回全国創作こけし美術展に招待を受け、翌年2017年の春には第59回日本こけしコンクールで海老名市長賞を受賞することができました。
今日では、日本こけし作家会にも認められ、まさに「人類的な壁を突き破る」(アメリカ人こけし研究家のジェニファー・マクドウェルの言葉より引用)ことができたようです。日本人師匠からはたくさんの専門的な知識を学び創作のコツを体得するなど、色々と勉強ができました。
こけしは見事な工程から構成されていると思います。単なる木材の人形ではなく、「木材がこけしに形や魂を宿すと引き換えに、、こけしが木材を生かすのです」。こけしは形との遊びであり、その組み合わせには制限がなく、シンプルに作った幾何模様からはたくさんの表現が生まれるのです。
 こけしを創造するとき、自分自身に隠れている日本 が現れて、こけしを通してその日本をハンガリー人 に見せることが出来て嬉しいです。
 これは私の日本伝統芸能から現在人形芸能までの道 、こけしから自分のブランド「Kako」までの道です。